カテゴリ:陶芸の技法ー釉薬( 42 )

教室の作品ー鼠志野

少し前の作品ですが、

d0122038_16134652.jpg



信楽の白土に鬼板生がけ、志野、還元焼成。(灯油窯)

鬼板の生がけが少し濃いかな?と心配しましたが、
上の志野とのバランスがよかったのか、
きれいに鼠色に発色しました。
[PR]
by tyawannyakobe | 2009-02-19 16:17 | 陶芸の技法ー釉薬

ピンク釉薬

ピンクの釉薬のテスト。

1994年に行った、石灰透明釉にピンク顔料の陶試紅混ぜるテスト。

左から基礎釉(石灰透明釉)100に対し10%、12%、14%、16%、20%

d0122038_15303126.jpg



画像では分かりにくいかもしれませんが、
顔料がマンガンーアルミナピンクなので、
アルミナが増えるせいか、10%で薄ピンクに発色した時点で
釉調がマットっぽくなります。

ヒントとしてはアルミナ分の少ない釉薬を基礎釉にしてやればいけるのでは?
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-11-01 15:33 | 陶芸の技法ー釉薬

織部釉テスト

織部のテスト。

透明感が出なくて試行錯誤。

今回は基礎釉の透明感を確保してから参加銅を加える方向で進みました。

小さい灯油の窯で実験を繰り返したので、
温度分布が不安定で、データになっていないような・・・・

       M-1  M-2  M-3  M-4
天然松灰  2     2     2     4
天草陶石  1     2     2     2
天然藁灰             0.5   0.5


この基礎釉は灰釉特有の条痕が出る透明釉。
松灰の鉄分が出ます。


         K-1  K-2  K-3  K-4  K-5
合成栗皮灰   2    2     2     4    4
 天草陶石    1    2     2     2    2
 合成藁灰       0.5    0.5  0.5  0.5
  酸化銅                         0.3

透明感が確保できたので酸化銅を5%弱加えてみました。


d0122038_14393218.jpg



d0122038_14394628.jpg


透明感のある緑の釉薬です。
還元焼成でこの色が出たら酸化焼成でも大丈夫でしょう。

でも、窯の中で場所によって、温度や雰囲気にむらがあるため
こんなにいろんな発色になってしまいました。

また、透明感を求めるため、溶けやすくしたから
当然流れやすくなっています。
かけ方に注意が必要かと。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-11-01 14:40 | 陶芸の技法ー釉薬

藁縄緊縛

麻縄での緊縛に物足りなくなった方の
上級コース。





ではありません。




火出す気

もとい、


緋襷を求めて
素焼きに藁縄を巻きつけました。


d0122038_883589.jpg


下に墨を入れて炭化させながら
酸化で焼く予定です。
d0122038_885049.jpg

[PR]
by tyawannyakobe | 2008-10-29 08:09 | 陶芸の技法ー釉薬

吹き付け作品焼き上がり

先日部分吹き付けの記事載せましたが、
結果報告です。

d0122038_2204772.jpg




d0122038_221197.jpg





d0122038_222894.jpg



狙いどおり部分的に濃淡が付けられました。
作者も喜んでいました。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-10-23 08:53 | 陶芸の技法ー釉薬

部分吹き付け

コンプレッサーでの吹き付けで、部分的に濃くしたくても、
なかなか範囲が広がって、狙った部分だけ濃く吹き付けることが困難でした。

先日の土曜日に教室でやっぱりそんな場面に遭遇しました。




気づけば当たり前のことですが、僕にとっては神の啓示のようなひらめきで、
ダンボールに小さな窓を開けて
吹きつければ狙ったところだけ。





d0122038_0145077.jpg



d0122038_015269.jpg




結果はどうなのか、数日後に焼きます。




盾にしているボール紙に釉薬がたまりすぎると
それを一緒に飛ばしてしまうので、
時々ふき取るか、取り去る工夫が必要だと教えられました。

いつもいつも教室の人で実験させてもらっています。

感謝。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-10-09 00:16 | 陶芸の技法ー釉薬

釉薬つくり

久々の更新です。

釉薬がそろそろいろいろ減ってきたので
先日長男に手伝わせていくつか作り足しました。




d0122038_0443077.jpg


一番単純なのは石灰透明釉に顔料を混ぜて作る
透明系色釉。

まず、10キロの石灰透明釉に古代呉須0.4%足した呉須釉。

いつも思うんですが、市販の石灰釉って、安いし確実に透明になってくれる
優れもんですが、
なぜあんなに溶けにくいのか?

ポットミル持ってないし。

今回も釉薬調合初体験の長男が、篩にたまった透明釉のだまを
ヘラで漉す作業に苦闘してました。
しかも、一度漉しただけではまたゆるいめのだまが残っているので、
再度篩掛けを必要とします。

弟子入り時代は、大きな甕に原料と水ぶち込んで、一日放置の後、
なんとオールのような木の板でかき混ぜてから
篩掛けしてました。

のどかな時代だったんですね。


最終的には二層式洗濯機で混ぜたのち、排水ホースから出てくるものを
篩掛けしていましたが。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-09-09 00:46 | 陶芸の技法ー釉薬

マイ釉薬ーその後

先日教室の方が調合した灰釉

正体不明灰6:福島長石5

の調合が焼きあがりました。


d0122038_10295474.jpg



作者の狙い通りなのか、コメント聞いていないので不明ですが
マットぽい渋い釉薬になりました。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-07-27 10:31 | 陶芸の技法ー釉薬

マイ釉薬

教室の人が自己調達した正体不明の灰で
テストの結果、マイ釉薬調合しました。

テストでは灰6対釜戸長石5だったのですが、
うろ覚えで調合したので
灰6対福島長石5にしてしまいました。

最初に用意したバケツも見込み違いで小さすぎました。

灰は僕が事前にしっかりあく抜き、篩掛けしてあったのですが。


あとは焼けてのお楽しみ。
d0122038_15321769.jpg
d0122038_15324767.jpg
d0122038_153308.jpg

[PR]
by tyawannyakobe | 2008-07-19 15:33 | 陶芸の技法ー釉薬

市販の釉薬と引退

ご近所のアマチュア陶芸家の方が
高齢と使われていた灯油の窯の故障をきっかけに
引退されました。

市販の釉薬をたくさん買われていたのを譲り受けました。

d0122038_9564712.jpg



d0122038_9565718.jpg




ほとんど市販の釉薬使ったことがないので
1からテストしなくてはなりませんが
ちょっと好奇心も^^

メインは丸二の鉄赤釉、かいらぎ釉、萩青窯変釉、柿天目釉、水青磁釉などなど・・・・
データがないので何度で、どんな雰囲気で焼けばいいのかわかりません。

それにしても、たくさん溜め込んでいたんですね。
一生遊べる趣味とはいいながら
窯焚きまで考えると電気窯以外はある年齢までに
なってしまうのか・・・・・・

酸化オンリーの電気窯ならいつまでも遊べるのかもしれませんが
それでも、棚板なんか、重くて割れやすいですしね。
釉薬掛けも、攪拌するのは重労働ですしね。


いろいろ考えさせられる知人の引退でした。

そういえば、僕が独立した15年ほど前に先輩が引退しました。
そのときに土練機譲り受けたのですが
この先輩、渡りの轆轤職人を長年続けていました。

酒癖が悪く、なかなか同じ窯で長い時間は仕事ができなかったのですが、
腕は一流でした。

ほんと酒癖は悪かったし、アル中、ニコ中でしたが。
[PR]
by tyawannyakobe | 2008-04-27 10:05 | 陶芸の技法ー釉薬