昨日かかわっている障害者の施設の作品を届けに須磨寺まで行き、
帰りに「あいうゑむ」というギャラリー喫茶に寄ってきました。
何年ぶりでしょう。
以前はしょっちゅう須磨寺の街に行っていたのに、
陶芸家と書家との4人展が無くなってからは
足が遠のいてしまいました。
ここは最初は教室に見えていたAさんに連れてこられて、
ライブなんかも見せてもらい、なんかあやしげな人が多いな、
と、胡散臭く感じたりしていました。
こういうのって、芸大なんか出ていたら、
陶芸だけに限らずいろんなジャンルの芸術家、若しくは芸術家もどき、
芸術家気取り、の人たちを多数目にするので
慣れてしまうのでしょうが、
僕のように窯元育ちだと、周囲は職人ばかり、
それまで感じていた雰囲気とあまりにギャップがあったので、
最初はこの店にずいぶん抵抗を感じていたのは事実です。
あいうゑむのあるじの福永さんも詩人で、
詩の朗読パフォーマンスなんかして、
ますます怪しげな雰囲気を感じていましたが、
中に入ってしまえば、それなりにまともで、
逆にいろいろ教わるところも多かったので、
久しぶりに話して、楽しい時間を過ごせました。
福永さんの口利きで、書家と陶芸家と茶碗屋4人が
出会って、作品展を開いたのも、
今となってはいい思い出。
けっこういいメンバーだったんじゃないかな?
残念ながら夕方にはバイトが待っていたので
長居はできませんでしたが、
またおじゃまして、気持の活性化したいと
改めて願った一日でした。