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釉薬重ね掛けテスト

教室の方が黒ドベ釉と土灰釉の重ね掛けにチャレンジ。
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黒ドベ釉は中国黄土が主成分(半量は素焼き)
今回は黒くならずこげ茶の結晶。
透明釉に酸化鉄塗った様な色調。
重なった部分は赤茶色。
いいコントラストで、使えそう。
Fさん、実験ありがとう(^^)

河井寛次郎のゴスのアレンジもテスト。
中国黄土の入手が出来なくなったので、美濃黄土で代替。
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透明釉掛けた上に筆塗り。
一番上は濃く、下は薄めて塗りました。
うっすら青みがでてるから、透明釉をしっかり掛けてゴスも何層か塗れば行けそうです。
調合は
河井寛次郎調合は
黄土 300
天草陶石 100
コバルト 3.5
鉄 5.0

今回は
美濃黄土 100
三石ロー石 100
天草陶石 100
コバルト 10
酸化鉄 10
マンガン 20

ヒビ化粧重ね掛けテスト
五斗蒔土主体の赤土の素地に、中と口辺りにはヒビ入れたくなかったので、
外にヒビ化粧柄杓で掛けたあとで、内に白化粧掛けてみました。
釉薬の重ね掛けは上に素直に重なるが、化粧の重ね掛けは上に乗ったり、先に掛かってる化粧の下に潜ったり、予測がつきません。
今回はヒビ化粧が少し薄く、素焼きの時点てあまりヒビが出てなかったので、期待はしてませんでした。
土灰釉掛けて焼いたら
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邪魔にならない程度にうっすらヒビが出ました。
by tyawannyakobe | 2016-07-31 13:12 | 陶芸の技法ー釉薬
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