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市販の釉薬と引退

ご近所のアマチュア陶芸家の方が
高齢と使われていた灯油の窯の故障をきっかけに
引退されました。

市販の釉薬をたくさん買われていたのを譲り受けました。

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ほとんど市販の釉薬使ったことがないので
1からテストしなくてはなりませんが
ちょっと好奇心も^^

メインは丸二の鉄赤釉、かいらぎ釉、萩青窯変釉、柿天目釉、水青磁釉などなど・・・・
データがないので何度で、どんな雰囲気で焼けばいいのかわかりません。

それにしても、たくさん溜め込んでいたんですね。
一生遊べる趣味とはいいながら
窯焚きまで考えると電気窯以外はある年齢までに
なってしまうのか・・・・・・

酸化オンリーの電気窯ならいつまでも遊べるのかもしれませんが
それでも、棚板なんか、重くて割れやすいですしね。
釉薬掛けも、攪拌するのは重労働ですしね。


いろいろ考えさせられる知人の引退でした。

そういえば、僕が独立した15年ほど前に先輩が引退しました。
そのときに土練機譲り受けたのですが
この先輩、渡りの轆轤職人を長年続けていました。

酒癖が悪く、なかなか同じ窯で長い時間は仕事ができなかったのですが、
腕は一流でした。

ほんと酒癖は悪かったし、アル中、ニコ中でしたが。
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by tyawannyakobe | 2008-04-27 10:05 | 陶芸の技法ー釉薬

ガラス釉と色ガラス

先日アップした色ガラスのかけらを乗せた作品の続きで
今回は還元焼成。


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これが焼けると


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そして

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こちらは



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酸化焼成に比べると、釉薬部分に還元ガスのすすが入り込んで
微妙に色づきます。

また、色ガラスは、いろいろ配置しても
解けて真ん中に流れ込み、たまります。
ガラスの量の調節でいろいろ雰囲気が変わります。

ガラスがたまるときれいですが、
余り大量に溜め込んで、分厚くなると
ガラス部分のヒビ(貫入)が大きく切れて
手が切れそうなときもあります。


また、釉薬の貫入でも、そうなんですが、
素地が薄くて、貫入が大きいと
素地ごと割れてしまうこともあるので要注意。
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by tyawannyakobe | 2008-04-22 14:13 | 陶芸倶楽部作品

炭化作品2

続いて炭化作品。


これはさやに作品と炭と籾殻いれて、
炭の上にも籾殻を少しのせて
ふた無しで焼成。


還元の窯です。



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開放されているので、炭の無い部分は素地の色がそのままでますが、
炭が当たっている部分は黒く変化します。

炭に籾殻が乗っていないときは、炭が燃え尽きて灰になって
素地に釉薬として融け付きます。
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by tyawannyakobe | 2008-04-22 13:59 | 陶芸倶楽部作品

炭化作品1

教室の方の作品で炭化焼成の事例。

さやに籾殻で埋めて。

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これをふた無しで焼くと


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籾殻の灰は真っ白になって、
かさも減っています。

作品は


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炭化というより、アルカリで赤くなり、俗にいう緋色にてかります。




同様に籾殻に埋めてふたをすると

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これは焼けると炭化して


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しっかり黒くあがっています。


なかに炭が小さく入っていたところは変化がでています。
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by tyawannyakobe | 2008-04-22 13:54 | 陶芸倶楽部作品

土揉み  足踏み

珍しく連続投稿です。

昨日、久しぶりに足で土揉みしました。

普通は100キロぐらいまでは手で揉むのですが、
ちょっと固くなっていたので、
手で揉むと大変かな?と思って、挑戦してみました。

まず板に粘土を広げて、

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その上に乗っかって、とりあえず踏みまくります。

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固い大きな塊とどろどろの部分と、少しの水で、
よく滑ります。

塊を重点的に踏み潰して、
徐々に自分が回りながら踏み広げて行きます。

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ある程度やわらかい粘土なら、このまま足で丸め込んでいくのですが、
まだちょっと固いので、手で折り曲げて重ねては踏み広げ、
これを小1時間繰り返して、汗ばむころに終わります。

手で揉むより、体重乗せるだけでいいので、
圧倒的に楽ですが、
ちょっと体重が足りないようで、苦労しました。
足場の板も少し小さくて、
はみ出ないように苦労しましたが、
なかなか原始的ないい仕事です。




なお、手で大量に揉むときの様子はこちら
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by tyawannyakobe | 2008-04-13 12:27 | 陶芸の技法ー粘土

ガラス釉と色ガラス

昨年の陶芸倶楽部の作品展に触発されて
ガラス釉の上に色ガラスを置いた板皿を作った人がします。

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信楽のかね利の赤1号
ガラス釉の上に色ガラスのかけらを散らしました。

焼き上がりは

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茶色のガラスが流れて模様を作っています。

一般の釉薬の上にガラス片置いて焼くと
釉薬との境界線が白く濁って汚くなるのですが、
この釉薬はガラスと性質が近いからか、
きれいに溶け合ってくれます。


ちなみにガラス釉の調合は

釜戸長石  10
ガラス粉   10
蛙目粘土   1

です。

以前は蛙目粘土入れていなかったのですが、
あまりに沈殿しやすく、後のはがれもひどかったので
5%入れてみたら大変扱いやすい釉薬になってくれました。
釉調に大きな変化はでません。
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by tyawannyakobe | 2008-04-13 11:56 | 陶芸倶楽部作品

刷毛目と石はぜ

久しぶりに教室の作品アップです。

作品自体は次々に生まれてきているのですが、
記録と更新が追いつきません。

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市販の志野長石と言う原料を買うと、大きな珪石と長石の粒が混じっています。
志野の釉薬に使うには砕いて粉砕するか、篩がけして細かいのを使うかするのですが、
篩に残った石粒をさらに何等かに分けて残しておきます。

今回の粘土は信楽のかね利の赤1号。

ここに14目と25目の篩かすの石粒を適量練りこんで
轆轤を引きました。

白化粧で刷毛目して、土灰釉で還元焼成。

石はぜと刷毛目の拡大写真は・・・・・


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by tyawannyakobe | 2008-04-09 09:17 | 陶芸倶楽部作品